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自然妊娠のしくみ

自然妊娠のしくみ

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  1. 卵巣に卵子が出来る(卵巣内の原始卵胞が成熟する)
  2. 卵巣から卵子が出る(よく育った卵胞の袋が破れ、卵子が腹腔に飛び出す)
  3. 膣内に精子が射精される
  4. 精子が子宮の頚菅を泳いで子宮を通り抜ける
  5. 卵子が卵管にとらえられる(たった1回の卵子を卵管采がつかみ卵管に送り込む)
  6. 卵管で卵子と精子が出会う=受精
  7. 受精卵が卵管を通り子宮に入る
    前核期→2細胞期→4細胞期(2日目)→8細胞期(3日目)→桑実胚(4日目)→胚盤胞(5日目)
  8. 着床(約7日目)
    着床:排卵後の黄体が出すホルモンの働きで子宮内膜が厚くなったところに胚胞盤が到着。卵の殻を破って飛び出し、子宮内膜にもぐる。

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私の卵子どのくらい残ってるの???

女性はお母さんのお腹に居る時から卵巣内に卵子のもととなる「原始卵胞」を持っています。産まれる前に、一度だけ胎生6ヶ月時に700万個まで増加していますが、誕生時には約200万個となり、初経時には約30万個に減り、その後は1ヶ月に数千個ずつ減っていきます。これを知った時、1ヶ月に1つではないの?と驚きました。 
加えて、年齢を重ねた原始卵胞は卵子となって排泄されたとしても卵子の機能低下を失っていたり、染色体異常を抱えていたりすることが多くなります。 
結果、年齢を重ねてからの妊娠では、「受精しない。受精しても育たない。育っても着床しない。」など流産が増えてしまうのです。

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卵子は老化する!!!卵子のアンチエイジング??

「妊娠は自分が妊娠したいと望めばいつでも出来るだろう。」とか、「自然妊娠が無理だったら人工授精や体外受精などの高度生殖医療を利用すれば何歳になっても可能だろう。だって50歳の人でも妊娠してるじゃない。」などと言う人がいます。
なぜでしょうか????
それは、学校教育上は妊娠のしくみや避妊については教育されてきましたが、前述にも述べたように、卵子は日々減り老化していくなんて教えてもらった事がありませんよね?
年を重ねれば、10代の頃のような肌の張りがなくなってきたり、筋力や体力が落ちたり、血液検査をすれば各細胞の機能が低下していっていたりと、日々私たちの身体は老化していっているのは誰もが分かっていると思います。
しかし、目に見る事のできない卵子。卵子は卵巣の中に沢山詰まっています。
その卵巣という臓器が老化していくということは、卵子も老化していっているのです。
30歳を過ぎると少しずつ卵巣の機能が低下しはじめて35歳を過ぎると低下のスピードが速くなります。それを補おうとして脳下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌され35歳を過ぎると上昇し始め、この数値が10を超える人が多いのです。

FSHはどうやって調べるの?

生理中に測定します。FSHは黄体化ホルモン(LH)とセットで生理中に検査します。
LHは、脳下垂体から分泌されるホルモンで排卵を促し排卵後卵胞の黄体化を促す働きがあります。年を取ると排卵も難しくなってきますので、それを補うためLHも上昇します。その結果40歳を過ぎるとFSH、LHともに高い女性が多くなってくるのです。

AMH(アンチミューラリアンホルモン/抗ミュラー管ホルモン)とは?

AMHは卵胞の発育や成熟をコントロールする働きをしているといわれています。
AMHは原始卵胞が育っていくときに分泌されるので、血中AMH値が大きければ沢山の卵子が育っている(残っている卵子が多い)と考えられるのです。
(一般的には加齢とともに低くなりますが個人差が大きいのが特徴。)

POINT

  • 検査は月経周期に左右されずに検査できる。(今まではFSH(卵胞刺激ホルモン)を検査することが多く月経3日目と決まっていた。)
  • 一般的には年齢が若い程高く、加齢に伴って低くなる。(個人差が大きい)
  • 卵胞が残っているうちに今後の対策や治療法を選択できる。
  • 保険適用外で数千~1万円程度の費用がかかる。

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妊娠力をつけるには?

あなたの妊娠力をチェック

  • 生理は規則的で正常ですか?
  • 身体が冷えていませんか?
  • 不規則な生活を送っていませんか?
  • 食生活は大丈夫ですか?
  • ストレスにより自律神経が乱れていませんか?

子宮や卵巣などの生殖器系にトラブルはないか?

生理のトラブルやおりものの変化には、子宮や卵巣の病気が隠れている可能性がある。生理周期が不規則で数ヶ月間もこなかったり、逆に月に何度もきてしまう人は女性ホルモンの分泌が乱れていることも。生理痛がひどくなったり経血の量が増えた。レバーのような血の塊が出る場合は子宮内膜症や子宮筋腫などが考えられるので病院を受診してみましょう。また逆に経血が少なく生理が2~3日で終わる場合は排卵障害がおきているかもしれません。卵巣の不調は女性ホルモンの分泌が滞るなど不妊に直結することも多いので放置しないようにしましょう。
おりものについてもいつもと違う色や匂いがついていたら、性感染症や子宮ポリープなどの病気の可能性がある。見逃すと妊娠力を低下させることもあるので注意が必要です。

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身体が冷え過ぎていませんか?

  • シャワーだけでお風呂につからない
  • 冷たい飲み物が好き
  • ダイエットのために1日2リットル近く水分を取るようにしている
  • 夏はストッキングを履きサンダルで過ごす事が多い
  • 忙しくて運動はしばらくしていない
  • エレベーターやエスカレーターばかり利用し階段を利用しない
  • イライラしたりストレスを抱えていると思う
  • 手足が冷たく夏でも靴下を履いて寝ている

不妊で悩んでいる方のほぼ100パーセントの方に「冷え」があります。

冷えの原因は大きく分けて2つ
熱をつくるのがうまくいかない。熱を身体中に届けるのがうまくいかない。
熱をつくるのがうまくいかないのは、無理なダイエットなどで食事の絶対量が少ない。胃腸が弱っている。熱を作る筋肉が少ないなどが考えられる。
熱を身体中に届けるのがうまくいかないのは、熱を届けて細胞の老廃物などを回収する役目の血液がどろどろしていて貧血気味、血管が詰まっているなどで血の巡りが悪い状態。血の巡りが悪いと、手足はもちろん内蔵も含め身体全体が冷え細胞の元気がなくなり、身体のあちこちのトラブルが発生する。
妊娠に関わる子宮や卵巣は骨盤内にあるためうっ血しやすく冷えやすい臓器。冷えによりダメージを受けやすいので注意!
不規則な生活による身体のストレス
夜遅くまで活動をしていると、本来は下がるはずの体温がなかなか下がらず熱がこもったままで寝付けない。熟睡できないまま朝をむかえ、朝食も食べないで活動する。そして 慢性的な運動不足、湯船に使わずシャワーのみの入浴。そんな人は知らず知らずのうちに身体へのストレスを溜め込んでいます。
本人に自覚がないので身体が限界のギリギリまで頑張りどっと大きなしわ寄せがくることも。寝不足が続いたりや睡眠の質が悪いと自律神経が乱れます。
朝日を浴びて体内時計をリセットし、成長ホルモンや脳内のセロトニンが分泌しやすい夜10時までにはベッドに入る事は重要です!
自律神経が乱れると心のストレスと同様、集中力の低下、冷え、胃腸のトラブルなど身体の不調が出て来て妊娠力が下がります。
アンバランスな食生活による身体の不調
・現代人の偏食が身体の不調に影響。(食卓の向こう側(6))
偏食で血液がドロドロになると生殖器は本来の機能を発揮しにくく、様々な病気も起きやすくなります。
妊娠出産に必要なホルモン分泌もスムーズにいかなかったり、妊娠後のスムーズなお産にもつながらず食生活も重要となってきます。またダイエットや手軽な食事で栄養だけではなく鉄が不足している女性は多いのです。

まずは、ご飯とみそ汁、お野菜中心の食事から!!!
「普通の食事(和食)」ってなんですか?と、現代人は幼い頃から企業が作った食事
(コンビニ、インスタント、外食)に頼り体調を崩すと医者に頼る現代人は多いのです。
そうではなく、1日3食バランスよく食べ物食べる事や添加物を見直し改善していきましょう。
人間の大人の歯は、穀物をつぶす奥歯20本。野菜を切る切歯8本。肉を切る犬歯が4本。そのため穀物・野菜・肉や魚の量を5・2・1の割合で食べる事を目安にすると良いのです。
最近見直されている「まごわやさしい」の食事も良いです。

  • ま:大豆、あずきなどの豆類。たんぱく質・ビタミン・マグネシウム・食物繊維が豊富
  • ご:ゴマ、クルミ、アーモンドなど。たんぱく質・不飽和脂肪酸・食物繊維・カルシウム・ミネラルなどが豊富
  • わ:ワカメ、こんぶ、のりなど海藻類。ヨード、たんぱく質・ミネラル・食物繊維・カルシウムが豊富
  • や:野菜、根菜類。βカロチン・ビタミン・ミネラルが豊富
  • さ:魚。カルシウム・たんぱく質・オメガ3脂肪・亜鉛が豊富
  • し:椎茸などキノコ類。ビタミン・食物繊維が豊富
  • い:イモ類。炭水化物・ビタミンC・食物繊維が豊富
こんな新聞記事にも注目!!
食べ物と不妊<2013.3.4新聞記事一部抜粋>
不妊症にはいろんな原因があると思いますが、1つには「芽が出す食べ物を食べないから」となずなグループ代表の赤峰勝人さんは言われます。
「芽」とは新しい命です。新しい命を食べると精子が増えます。
京都大学の研究チームの発表によると1950年当時の男性精液1cc中に1億2000万〜1奥3000万の精子がいました。それが90年代には6000万。97年にはなんと2500万〜3000万にまで減ったそうです。
この精子の数だと妊娠に至るのはなかなか難しいと言われています。
芽を出す食べ物を食べてください。たとえば玄米。実際に完全無農薬の玄米を食べている夫婦で子供が出来なかった例はほとんどありません。それは「いのち」を食べているからです。芽吹く食べ物を食べてほしいと思います。
ストレス過剰による自律神経の乱れ
ストレスが過剰になると自律神経が乱れイライラや抑うつ感、不安感などのメンタルトラブルや睡眠トラブルが起こりやすい。また、脳の中で自律神経の中枢と、卵巣の刺激ホルモンを出す視床下部は近い位置にあるので影響を受けやすく女性ホルモンのバランスを崩す要因に。女性ホルモンのバランスが崩れれば排卵障害にもつながり、妊娠力が大きく低下する。さらに自律神経は血液循環や消化機能の調整も司っているので、血の巡りが悪くなり身体の様々な場所に不調を感じたり冷えを起こしたり下痢や便秘に悩む事も。ストレスは職場、友人、家族などさけられない場所での人間関係が原因になることが多いので我慢を溜め込まず早めの対策を心がけたい。

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自分の適正体重を知ろう

見た目のスタイルを目指すあまり「妊娠しにくい身体」になっていませんか?
  • 1ヶ月に1割体重が落ちた人
  • 体重の増減が激しい人
  • 運動しないで痩せている人
低体重だと排卵が止まり、生殖機能がストップしてしまうことも。
女性ホルモンの乱れだけではなく、低体温や体力の低下も招くために要注意です。
逆に太り過ぎもホルモンの乱れを招き、排卵障害による生理不順、不妊の原因になるほか、卵巣がんや子宮がんの発生率が高まるとも言われています。妊娠中は妊娠中毒症などの合併症のリスクも高くなるために妊娠前に適正な体重に戻しておく事が理想。

BMK=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

低体重:BMI18.5未満
普通体重:BMI18.5以上BMI25未満
肥満:BMI25以上

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